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Interview

育休をとりながら仕事を続ける

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酒井 美貴
 
2018年9月中途採用入社
営業グループ
1日2、3時間でもいい。

2020年の2月から産休に入られた酒井さん。
出産後は1年ほど育児休業をとるのが、今の日本の一般的な姿になっている。しかし実際1年の間休むとなると、一旦退職というかたちになるのが多くの現実だ。
退職ではなく、育児を大切にしながら今の仕事にも関わっていく方法はないだろうか? 酒井さんは社長に相談した。
「そうしたら、育休をとりつつ会社には在籍し、時間給で、1日2、3時間でもいいからアルバイトみたいな感じで働くのはどう? って話してもらえまして」
育児をしながら、自分が関われる範囲で仕事も続ける。そんな酒井さんの新しい仕事と暮らしのかたちが始まろうとしている。
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建築学を学んだ経験から

大学は建築学科で設計士になるための勉強をしていた。卒業後は看護師である母の紹介もあり、医療機器販売代理店に入社した。
「それはそれで楽しくて5年ほど働いたんですけど、もともと建築を勉強したっていうのと、転職できる年齢を考えまして。それで設計事務所の仕事を探してみたら山翠舎を見つけたんです。家具営業としての募集だったので、図面を引いて家具を作る、そういうこともできるんじゃないかなと思って応募しました」


家具づくりのこだわり

そんな酒井さんが今山翠舎で任されている仕事は、依頼された家具を図面に起こし、細かい相談を重ねながら、それを下請けの家具屋さんに制作してもらい納品するまでの仕事。
「この仕事を始めてから家具をいろいろ見るようになって。どうやってつくられているのか、見た目から安全面、使い勝手まで、家具屋さんがすごく真剣に考えてるんだなっていうのがよくわかるようになったし、量販店で売られてる大量生産された家具と違いオーダーメイドで作るものなのでちょっと高いんですけど、そのこだわりっていうのも、すごく面白く感じるようになりました」
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依頼内容はいろいろ

一言で家具営業といっても、図書館のリニューアルプロジェクトのような公共事業から個人のお客さんの依頼まで、内容はいろいろ。「家にこんな雰囲気の家具を置きたい」。そんなざっくりとした依頼が来ることもある。
家具一つを作るためにデザイナーがつくわけでもない。そんなとき酒井さんは、自分で簡単なスケッチや図面を描いたりしながら、カタチから材料も含めて提案する。
「仕事の流れは理解しているつもりなんですが、まだまだ家具については知識不足。なので、そこは育児しながらでもやっていきたいなっていう気持ちがあって。少しでもいいから仕事をしながら、家具の世界を追求していきたいです」と話す。

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