Toward Recruitment
採用にあたって|代表インタビュー
山上浩明
代表取締役社長
古木はリサイクルではない。
価値を生み出す山翠舎を担って。
—山翠舎を経営していて、気にかけていることはありますか?
皆さんがお持ちのイメージとは少し違うかもしれませんが、「古木はリサイクル事業ではない」ということです。古木とは、戦前に建てられた民家を解体したときに出る木材。それを活用し、新しい建築や内装に活かすのが我々の仕事だと思われがちです。しかし、私の考えでは少し違います。ただ利用するだけのリサイクルではなく、真の価値をより高める「アップサイクル」こそが、山翠舎の仕事なのです。
日本人にとって、数十~数百年前の木材はさほど珍しいものではありません。しかし海外では、古い木材は博物館に展示されるほど貴重なものです。その価値の違いに目を付けた私たちは、「SANSUI]というブランドを海外向けに展開。古木そのものをアート・インテリアとして付加価値をつけることで、力強いコンテンツとして確立しつつあります。
唯一無二の形状を持つ古木には、唯一無二の価値がある。ただ建材として再利用するのではなく、誰もが想像しなかった価値を付与する仕事をしていきたいと考えています。
2024年には森美術館の内装も行うなど、アートと親和性の高い山翠舎
輪の中心へ。
世界を巻き込むビジョン。
—現在、新しい価値を生み出すためにしている取り組みはありますか?
古民家のサブリースは、私たちにとって新しい試みです。この事業は、古民家を貸し出すことがゴールではありません。そこを中心に、大きな循環を目指すことが目的なのです。古民家に複数の飲食店を誘致し、いわば「古民家のゴールデン街」のようなものを生み出す。そのエリアを中心に、活気ある町や観光地が生まれる。街創りの中心を創ることで、大きな循環を創り出したいのです。
現在サブリース事業は、本社のある長野県を中心に行っています。しかし、私にとってこれはまだ実験段階といってもいいでしょう。いずれは全国に展開し、インバウンド需要も含めた一つの経済圏にしていきたいと考えています。
もちろん、今までの事業も決して手放しません。古木を活用した内装施工はこれからも山翠舎の主軸であり続けるでしょうし、古木や家具の販売も続いていくでしょう。ただ、私たちは一施工会社というポジションからは逸脱しつつあります。独自の武器を持った、今までにない形のゼネコンという立場に近づきつつあるのです。
—新しい組織に向け、採用活動に力を入れているそうですね。
ええ、山翠舎で活躍してくれる新しい仲間を求めています。
特に今求めているのは、ゼネラリストを目指してくれる方です。先ほどお話ししたような、広い視野を持ったビジネスに共感するためには、幅広く知見を深める必要があると思います。営業職だけど施工も監督できる、現場監督だけど設計スキルがある、設計職でも営業活動ができる…。そういった挑戦心のある方と一緒に働きたいですね。
軸はぶらさず、大きな渦を巻き起こす山翠舎
未来の仲間たちへ
—これからご入社する方へ一言お願いします。
ここなら、なんでもできる。そうお約束します。
世界規模のビジネスを生み出し、アートと建築を結び付け、目の前の人を幸せにする。その全てを実現できる、そんな欲張りな場所はそうないのではないでしょうか。もし読んでいるあなたが、木が好きで、私たちの想いに共感してくれるなら、まずは連絡してほしい。一緒に世界を創るあなたをお待ちしています。