極小スペースに対面カウンター設置の難題。
なんとかなると言ってくれたのは、
山翠舎だけでした。
オーナーの堀様にインタビューしました。
Q.山翠舎を何で知りましたか?
実際にアポを取るまでの間に、山翠舎とは2度の偶然の出会いがありました。初回は雑誌「料理通信」のバル特集で。2度目はネット検索で。「お!いいな」と手が止まる店はいつも山翠舎の作品だったのです。
とはいえ他社との比較もしたかったので、まずは施主とデザイン会社を繋ぐマッチングサイトに登録しました。結果、8社からエントリーがあり、うち2社と会いましたが、いまひとつ決めかねて、ようやく山翠舎に問い合わせをしました。
Q.山翠舎を選んだ決め手はなんですか?
どの会社でも即座に「無理」と言われたリクエストを「工夫でなんとかします!」と言ってくれたんです。その意欲ある言葉が嬉しくて、価格ではなく人で決めました。デザイナー兼現場監督の方の朴訥した感じが信頼できました。
Q.物件探しには時間をかけたそうですね?
西荻窪に1年通い詰めましたが良い物件に巡り合えず、その後、かねてより「地元にあれば通いたい」と思い描いていた店を実現したくなり、千葉での開業に変更しました。
Q.手作りで改装する予定だったとか?
居抜きで借りた物件の状態が非常に良かったので、自分で壁の色を塗りかえるぐらいでよしと思ったのですが、いざ始めてみると、入口を改造したいなどと欲が出てきてしまい、慌てて業者を探しました。山翠舎に依頼したときにはすでに家賃が発生していたため、通常ではありえない短納期を実現してもらい感謝しています。
Q.バルですがスペインムードは控えめですね?
バルの聖地、バスク地方のサン・セバスティアンを2度訪れ、会社を退職して飛び込んだ修行先はスペイン人が日本で営む店だったほどのスペイン贔屓ですが、開業にあたっては、スペインに縛られずに、料理、ワイン、空間ともに働き盛りの女性をターゲットにし、自分もお客様も飽きのこないスタイルを選びました。
そのかわり、店名ロゴにスペイン・バスク地方の家や店で必ずといっていいほど使われているバスクフォントを用いて、さりげなくスペインテイストを漂わせました。
Q.完成したバーのご感想は?
天井をぶち抜いてシャンデリアを吊るし、黒一色だった壁面を白く塗り替えてもらったお陰で、極小スペースながら一日過ごしていても閉塞感を感じません。念願の対面カウンターも叶えてもらい、お客様との会話が楽しみです。
Q.お店のアピールをどうぞ。
かつて私がビジネスマンだった頃、「地元にあったらいいなあ」と想像していたお店をつくりました。地元の方々の止まり木になれれば嬉しいです。
<取材後記>
よくよく聞けば、顧客を想定した“働き盛りの女性”とはネイリストとして活躍している店主の奥様だそう。そう…こちらのバーはご夫婦のプライベートバーに友人を招いている、そんなアットホームな感覚のスタンディングバーなのです。
「ストーリーのあるワインをセレクトしています」。店主の堀さんが繰り出す興味深いワインの逸話やスペインの四方山話が楽しくて長居をしても、小さなスペースで許す限りの奥行きをしっかり取った厚みのある木のカウンターがあなたの体をさりげなく支えて疲れを感じさせません。
女性好みの飲み飽きない優しいワインはグラス700円~。アンティークホワイトのファサードとシャンデリアのエレガントな輝きを目印に、ふらりとお立ち寄りください。
木のお店つくりなら、
古材専門店を営む設計施工会社
山翠舎(さんすいしゃ)









